韓国の十二支

12の動物、5つの色、そして60年で一巡する輪。そのつながりをここでまとめる。

2026年は丙午ひのえうま❤️ 赤い

十二支とは

生まれ年の動物というだけではなく、時刻と方位と季節を12の名前で表した古い仕組みだ。

韓国で「ティ(十二支)は何?」と聞かれたら、それは生まれた年を受け持つ12の動物のどれかを尋ねる問いだ。
もともと東アジアでは、同じ12の名前が一日の時刻、方位、季節の移り変わりまで受け持っていた。次の3つを押さえると全体が見えてくる。👇

  • 時刻を示す仕組み一日は12の動物に2時間ずつ割り当てられていた。子(ね)の刻は23時〜1時で、その動物が最も活発とされる時間帯に合わせている。
  • 方位と暦を兼ねる十二支は方位と旧暦の月も受け持ち、同じ12の名前で東西南北と一年の巡りをまとめて表している。
  • 60年で一巡する輪10の天干と12の動物が組み合わさると、同じ名前が再び巡ってくるのは60年後。これが六十干支と呼ばれる仕組みだ。

12の動物

輪の先頭に立つ子年から、最後の亥年まで順番に。

  • ねずみ · 機転が利いて素早い十二支の一番手。順番を決める競走で牛の背に乗って川を渡り、最後に飛び降りて一着になったと伝わる。その機転の良さが、そのまま子年の印象になっている。 五行は)、受け持つ時刻は23:00~01:00、方位は真北
  • うし · 辛抱強く頼りになる十二支の中で一番の働き者と伝えられる。時間のかかる仕事を任せても安心できるタイプだ。 五行は)、受け持つ時刻は01:00~03:00、方位は北東
  • とら · 大胆で存在感がある韓国では昔から魔よけの動物とされ、門や屏風にとらの絵が描かれてきた。寅年にも、その物おじしない印象が重ねられている。 五行は)、受け持つ時刻は03:00~05:00、方位は北東
  • うさぎ · 穏やかで機転が利く韓国の民話では月でうさぎが餅をついているとされ、卯年にもその柔らかなイメージが受け継がれている。気配りが利き、争うより話し合いで収める性格とされる。 五行は)、受け持つ時刻は05:00~07:00、方位は真東
  • たつ · 野心的でスケールが大きい十二支の中で唯一の想像上の動物。伝統的に雨や川、王権と結び付けられ、今でも一番人気のある生まれ年とされる。 五行は)、受け持つ時刻は07:00~09:00、方位は南東
  • へび · 観察力があり物静か十二支の中の「考える人」とされる。口数は少ないがよく気づき、確信が持てたときにだけ動くと言われる。 五行は)、受け持つ時刻は09:00~11:00、方位は南東
  • うま · エネルギッシュで自立している良い意味で落ち着きがないとされる年。待つより動くことを好む人に向いている。 五行は)、受け持つ時刻は11:00~13:00、方位は真南
  • ひつじ · 穏やかで創造的十二支の中で一番おだやかで、芸術肌とされる年。優しさと感性の豊かさが持ち味だ。 五行は)、受け持つ時刻は13:00~15:00、方位は南西
  • さる · 賢くいたずら好き問題解決が得意で、誰も気づかない近道を見つけるとされるタイプ。頭の回転が速いことで知られる。 五行は)、受け持つ時刻は15:00~17:00、方位は南西
  • とり · 時間に正確で率直鶏の鳴き声が夜明けの合図だったことから、早起きでよく働き、見たことをはっきり言う性格とされる。 五行は)、受け持つ時刻は17:00~19:00、方位は真西
  • いぬ · 誠実でまっすぐ十二支の中の「友」とされる年。家を守り、思ったことをそのまま口にする性格とされる。 五行は)、受け持つ時刻は19:00~21:00、方位は北西
  • いのしし · 気前が良くおおらか韓国ではいのししが金運の象徴とされ、いのししの夢は今でも縁起が良いと言われる。黄金の亥年が特に注目されるのはこのためだ。 五行は)、受け持つ時刻は21:00~23:00、方位は北西

動物を1つ選ぶ

生まれ年、韓国での年齢、五色、相性がまとまっている。

コミュニティ 💬

このページは役に立ちましたか?

ここで何度も出てくる言葉

これだけ押さえておけば、あとは読み進められる。

  • 干支(えと) 十二支生まれた年に結び付く動物。子(ね)から亥(い)まで、12種類が決まった順番で巡る。
  • 天干(てんかん) 天干天のエネルギーを表す10の文字。干支の前に付く色を決めている。
  • 六十干支 60年周期10の天干と12の動物を組み合わせると、60通りの年の名前ができる。60種を一巡して生まれ年の干支に戻る誕生日が、日本でいう還暦。韓国では還甲(ファンガプ)と呼ぶ。
  • 干支(かんし) 干支天干と動物を続けて読んだもの — 昔の暦でその年を呼ぶときの名前にあたる。
  • 五行 五行木・火・土・金・水 — 東アジアの伝統的な考え方で、あらゆるものを成り立たせているとされる五つの力。
  • 五方色 オバンセク五行それぞれに一色ずつ — 青・赤・黄金・白・黒。「赤い午」のような呼び名はここから来ている。
  • 立春 立春干支が実際に切り替わる日で、2月4日ごろ。1月1日ではない。1月〜2月初めの生まれは前年の干支になることがある。
  • ティドンガプ(띠동갑) 同じ干支自分と同じ干支の人。年の差は必ず12の倍数 — 12歳差、24歳差というように。

よくある質問 ❓

2026年は赤い午年だ。六十干支では丙午にあたり、天干が持つ五行が火(火)であることから、十二支の前に赤が付く。
12の動物は仕組みの半分でしかない。10の天干が並行して回り、両方が同じ組み合わせに戻るのは60通り目になる。同じ動物は12年ごとに来るが、同じ年の名前は60年に一度しか来ない。動物の前に付く色が毎回変わるのもこのためだ。
生まれた年で決まる。ただし切り替わるのは1月1日ではなく立春(2月4日ごろ)だ。1月や2月初めの生まれは、前の年の動物に数えられることが多い。
12の動物と60年の周期は東アジアで共通なので、年の動物は一致する。違いは呼び方にあり、韓国では十二支の前に五行の色を付けて「黄金の亥年」「青い辰年」のように呼ぶことが多い。

出典 🌐

  • 行政基本法第7条の2 — 年齢は国際基準(満年齢)で数える(2023年6月28日施行)
  • 民法韓国法制処 国家法令情報センター